[東京 29日 ロイター] – 岸田文雄首相は29日に開かれた政府与党連絡会議で、新型コロナウイルスの感染状況を十分に見極めながらワクチン・検査パッケージを活用し、通常に近い経済・社会活動を取り戻したいとしつつ、新型コロナの新たな変異種「オミクロン株」を踏まえ、機動的に水際対策を取り、高い警戒感を持ち迅速に緊急措置を講じると述べた。
政府はすでに南アフリカなど9カ国からの外国人の新規入国禁止と再入国者の10日間停留を打ち出しており、さらなる水際対策を検討中。
会議終了後、公明党の山口那津男代表は、昨年のデルタ株への対応のように後手に回ってはいけないと指摘。「オミクロン株はまだ国内で発見されておらず、今しっかりと対応が必要」と強調した。
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