中国・西安で「流行性出血熱」の感染が相次ぐ 

2021/12/20
更新: 2021/12/20

西安市で流行性出血熱の感染者が相次いで発見されている。地元メディア「西安新聞網」18日付が報じた。

「流行性出血熱」の初期症状はインフルエンザと似ており、目の充血、発疹などの出血症状がみられる。主にセスジネズミが感染源になっているという。最悪の場合、死に至ることもある。

地元のネットユーザーは、「西安の長安区で深刻な感染が起きており、死者が出ている」とSNSに投稿し、現地では緊張が高まっている。

衛生当局は感染者数を発表していない。

中国疾病予防コントロールセンターの資料によると、2020年1〜8月までに中国で感染者4395例が確認され、うち21人が死亡した。2019年には9596例の感染者のうち44人が死亡した。平均死亡率は0.4%だという。

(翻訳編集・李凌)