[ワシントン 1日 ロイター] – 米ホワイトハウスのサキ報道官が数週間中に退任する準備を整えているものの、バイデン政権はまだ後任を選出していないと、関係筋2人が明らかにした。
複数の関係筋はロイターに対し、ジャンピエール副報道官と米国防総省のカービー報道官が長らく後任候補に目されていると明らかにした。また、最近記者会見に顔を出しているベディングフィールド広報部長の報道官の起用も検討されているという。
ベディングフィールド氏は、バイデン大統領の副大統領時代および2020年大統領選初期にバイデン氏の報道官を務めた経歴がある。
関係筋によると、サキ氏は月末に予定されているホワイトハウス記者団との夕食会までは報道官ポストにとどまる見通しで、ニュースメディアのアクシオスは1日、サキ氏が退任後、MSNBCに移籍する計画と報じた。
ホワイトハウス高官は、サキ氏の計画を確認できないとした。
サキ氏は21年1月、約1年間にわたり報道官を務める意向を示していたが、その後6月には、必要に応じ1年以上、報道官ポストにとどまる可能性もあるとしていた。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。