ブリンケン米国務長官は27日の上院外交委員会の公聴会で、6月下旬にスペイン・マドリードで開かれる北大西洋条約機構首脳会議(NATOサミット)に日本が参加する見通しであると述べた。日本とNATOの相互協力と情報共有を米国は支援するかというビル・ハガティ議員の質問に対する回答。
ブリンケン氏は、バイデン米大統領がマドリードで開催されるNATOサミットに出席すると述べた。続けて「日本も参加する」見通しであり、他にも韓国、オーストラリア、ニュージーランドが加わるという。「NATOは非加盟のパートナーと協力を進めていく」とも強調した。
林芳正外相は4月初旬、ベルギーで開催されたNATO外相会議に初めて出席した。このほか19日から22日まで行われた、NATOサイバー防衛協力センター(CCECOE)が実施する世界最大級の国際サイバー演習「ロックド・シールズ2022」には防衛省や内閣府などが参加した。
ストルテンベルクNATO事務総長は7日、今年6月のサミットで対露、対中戦略について最終決定すると述べている。
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