[台北 27日 ロイター] – 台湾経済部の王美花部長(大臣に相当)は27日、上海を中心とする中国東部のロックダウン(都市封鎖)とウクライナでの戦争による台湾経済への影響について、警戒しつつも現時点では「比較的小さい」との認識を示した。
記者団に対し、中国東部で事業を展開する台湾企業の中には積みあがった在庫に頼っているところもあれば、納入を延期しているところもあり、その動向を注視していると述べた。
台湾の第1・四半期GDP(域内総生産)統計速報値は28日に発表される。前年比2.9%増と、前四半期の4.86%増から減速すると予想されている。
台湾は欧米主導の対ロシア制裁に加わっているが、ロシアともウクライナとの貿易関係は大きくない。
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