[ワシントン 27日 ロイター] – 米下院は27日、台湾の世界保健機関(WHO)総会へのオブザーバー参加復帰を支援する法案を全会一致で可決した。国務省に復帰計画の提出を求める。
上院は昨年8月に可決しており、法案はバイデン大統領に送付された。議会関係者によると、バイデン氏が署名して成立する見通し。
台湾は、中国の反対でWHOなど多くの国際機関から排除されている。WHO総会へのオブザーバー参加は2017年に停止された。
台湾外交部(外務省)は米国の支援に謝意を表明。今年の参加を目指して努力を続けると述べた。中国は台湾の今年の総会参加を支持しない意向をすでに示している。
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