[東京 11日 ロイター] – 松野博一官房長官は11日午前の記者会見で、参院選で与党・自民党が大勝したことに関連し、選挙結果そのものについての評価は差し控えるとしつつ、政府として「足元の内政・外交の諸課題にしっかり取り組んでいきたい」と述べた。
松野長官は、新型コロナウイルスについて最大限の警戒を保ちつつ、社会経済活動の回復に向けた取り組みを段階的に進めるとともに、エネルギーや食料を中心とする物価高騰に切れ目なく対応していくと語った。外交面では、ロシアによるウクライナ侵略に毅然と対応し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて取り組んでいく、と述べた。
10日に行われた参院選では連立与党の自民・公明が改選議席の過半数を超える76議席を獲得した一方、立憲民主党は17議席と改選議席を割り込んだ。
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