[東京 4日 ロイター] – 岸信夫防衛相は4日夜、中国が同日午後に9発の弾道ミサイルを発射し、うち5発が日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したものと推定していると発表した。中国の弾道ミサイルがEEZ内に落下したのは初めて。外交ルートを通じて中国に抗議した。
岸防衛相は記者団に対し、「日本の安全保障、国民の安全に関わる重大な問題。強く非難する」と語った。
中国は米国のペロシ下院議長の訪台に合わせ、同日から台湾周辺で軍事演習を開始。日本の近海にも訓練海空域を設定している。
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