[東京 6日 ロイター] – 参議院は6日の本会議で、北朝鮮による弾道ミサイル発射に対する抗議案を全会一致で決議した。北朝鮮の一連の行動は関連する国連安保理決議の違反であり、断じて容認できないと強調。「厳重に抗議し、最も強い表現で非難する」とした。その上で、北朝鮮に対して挑発行動を中止し、核・弾道ミサイルの開発計画をただちに放棄するよう強く求めた。あわせて拉致問題の解決も訴えた。
5日には衆院が同様の決議を全会一致で採択していた。
韓国軍合同参謀本部は6日朝、北朝鮮が平壌周辺から2発の短距離弾道ミサイルを東岸沖へ発射したと発表した。北朝鮮が弾道ミサイルを発射するのはここ12日間で6回目。国連安全保障理事会が緊急会合を開いたばかりだった。
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