[パリ 6日 ロイター] – 国連食糧農業機関(FAO)の6日の発表によると、世界の食料価格は2022年に14%あまり上昇し、統計開始以来の最高となった。ロシアのウクライナ侵攻を受け、供給不安が高まったことが背景。
2022年の食料価格指数は平均143.7で21年から18ポイント(14.3%)上昇、1990年の算出開始以降で最高となった。
供給不安は、国連の仲介で黒海からウクライナ産穀物の輸出が可能となったことで後退ている。
12月の指数は132.4で9カ月連続の低下。砂糖、乳製品が小幅上昇したものの、植物油の大幅低下、穀類や肉類の下落が押し下げた。
11月は135.7から135.00に下方改定された。
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