[ワシントン 7日 ロイター] – 米ホワイトハウスは、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」などの外国技術を禁止する上院議員団の提出法案を支持すると表明した。
上院情報委員会のワーナー委員長(民主党)らによるこの法案は7日提出され、外国技術が国家安全保障上の脅威となる場合、それを禁止する新たな権限を政権に付与する内容。ワーナー氏は、ロシア、北朝鮮、イラン、ベネズエラ、キューバの技術にも適用されるだろうと述べた。
サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、この超党派法案を称賛し、「この法案について民主党と共和党の双方と引き続き協力することを楽しみにしており、議会がこの法案を大統領の机に送るため迅速に行動することを求める」とする声明を出した。
一方、TikTokは声明で「米国がTikTokを禁止することは、世界中で当社のサービスを利用する10億人以上の人々に対して米国の文化や価値観の輸出を禁止することになる」と訴えた。
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