[ワシントン 18日 ロイター] – インターネットに流出した米政府の機密文書で、中国軍が音速の少なくとも3倍で飛行する高高度偵察ドローン(無人機)を近く配備する可能性があると米軍が分析していることが分かった。米紙ワシントン・ポスト(WP)が18日、米国家地理空間情報局の機密文書を基に報じた。
WPによると、文書には昨年8月9日付の衛星画像が含まれ、上海から約560キロ内陸に位置する中国東部の空軍基地にある偵察無人機「WZ8」2機が写っている。
米国はこれについて、中国人民解放軍が台湾方面を管轄する東部戦区傘下の同基地に初の無人航空機部隊を設置したのは「ほぼ確実」と分析したという。
ロイターは文書の内容を独自に確認できていない。
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