習近平が怖れる自らの暗殺を示唆する予言(2) 

2023/09/04
更新: 2023/11/14

「鉄板図」が中共の終焉と習の陪葬を予言

「鉄板図」とは、民間に秘密に伝わる高い的中率を持つ予言の書である。その名前の由来は、その内容が鉄板のように確定的であることからつけられた。この書は、その精確さから常に禁書とされてきた。

「鉄板図」の中の特定の図は、中共の終焉を予言している。この図は、5羽の鳥が描かれており、4羽が黒く、もう1羽が白い羽毛を持つ鳥である。黒い羽の鳥は山を越えているが、5番目の鳥は白い羽で、右側の山の中腹に衝突して死んでおり、血が飛び散り、墜落する様子が描かれている。そして、その図には「白い羽の鳥が山に衝突死する」という言葉が添えられている。

これらの5羽の鳥は中共の5人の党首を示していると一般的に解釈されている。黒い4羽の鳥は、毛沢東、鄧小平、江沢民、胡錦濤を示しており、白い羽の鳥は習近平を示しているとされる。習の漢字は「習」で、それは「白」と「羽」から成る。

この図において最も重要な2点がある。第1に、習近平(白羽鳥)は中国共産党の最後の「皇帝」であり、その結果として中国共産党は彼の下で崩壊する可能性が高い。第2に、習近平(白羽鳥)は結局、中国共産党のために犠牲となる可能性がある。

また別の予言書『推背図』には、習氏が暗殺される可能性が記されている。

「推背図」に見る習近平暗殺の予兆?

「推背図」は、中国の古典的な予言書であり、唐以降の中国の歴代王朝の興亡を予知しているとされる。

大紀元の主筆である石山氏は、「推背図」の後半の46の章に、「東邊門裡藏金劍,勇士後門入帝宮(東の門の中に金の剣が隠れていて、勇者が後ろの門から皇宮に入る)」という記述が存在し、これはクーデターを示唆していると主張している。

さらに、同書の中には「有一軍人身帶弓,只言我是白頭翁」とあり、ある軍人が弓を持っており、私は白頭の翁(老人)と言っている)」という一節が見受けられる。

石山氏の解釈によれば、「白頭の翁」という表現は、習近平氏を示す言葉とされている。その理由は、「翁」の文字が「公」の下に「羽」が付いたものであり、この「羽」と「白」を合わせると「習」という文字になるためだ。

ゆえに、「白頭の翁」というフレーズは、多くの人々に習近平氏を示すものとして受け止められている。また、「ある軍人が弓を持っている」という記述は、何らかの暗示を含むとされる。

テレビプロデューサーの李軍氏は、「精鋭論壇(菁英論壇)」の放送中に、ネット上での様々な憶測を取り上げ、李強首相が辞職を希望している理由は彼自身の名前に由来するものだと述べている。

現行の噂に基づくと、「推背図」の46の章には、3人の名前が隠されている可能性が考えられる。

その1人は劉亞洲氏であり、「東の門の中に金の剣を隠す」という文から、「東」はアジアを示し、「金の剣」は「劉」という文字に関連しているという。劉亞洲氏は中共空軍の上級将校であり、作家としての側面も持つ。2021年に突如として消息を絶ち、今年には彼の解任と軍の司法裁判に移されたことが報じられた。

また、クーデターを起こすのは張又俠氏ではないかという声もある。それは「軍人が弓を持っている」という文から、「張」という文字には、部首に「弓」の文字が含まれており、さらに勇士が皇宮の裏口から入ることから、この人物は勇敢であり、俠士であるとされている。それゆえ、現在の中共軍委員会の副主席、張又俠氏であるとの声が高まっている。

李強氏かもしれないという声も上がっている。というのも「強」という文字にも「弓」が含まれており、勇士が皇宮の裏口から入るということから、李強氏は習近平氏の信頼する人物であり、信用されている人だけが裏口から入ることができるからだ。

李強氏は習近平氏が最も信頼している人物だが、名前の強の中に「弓」の文字を持っている。だからここで言う軍人とは李強氏であり、こうした予言の噂が流れると李強氏は辞職したいと考えるのではないかとの噂も広まっている。

これらの予言が実際に成就するかどうかは不明だが、現在の中国の政治情勢や国際関係を考慮すると、その可能性は否定できない。習近平氏は、権力の座に就いて以来、暗殺の脅威に晒されてきた。彼は江沢民派や他の派閥の脅威に直面しており、軍部の粛清も進めているため、軍も黙っているわけにはいかないだろう。今後の展開に注目が集まる。

(完)

この記事で述べられている見解は著者の意見であり、必ずしも大紀元の見解を反映するものではありません。
高義
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