料理の中から、また異物が出た 今度は「靴の中敷き」=中国 遼寧

2023/09/07
更新: 2023/09/06

この頃、中国の料理のなかから想定外の「異物」が出てきて、驚かされてばかりいる。少し前に、世間を震撼させた「ネズミの頭」事件がまだ記憶に新しいうちに、「またもや」とんでもない異物が出てきた。(お食事前の読者は、閲覧にご注意ください)

8月31日、遼寧省鞍山市のレストランで注文した魚料理から出てきた「異物」に、テーブルを囲んだ客の全員が凍りついた。これはどう見ても「靴の中敷き」ではないか。しかも、ひどく汚れている。

この異物について、客の女性がレストランのオーナーに尋ねたところ、「調べた結果、シェフが(鍋の上に)置いていた靴の中敷きに触れてしまい、それが過って鍋のなかに入ってしまったようです。シェフは、それに気づかなかったのでしょう」と、耳を疑うような弁解をしたという。

オーナーの「かなり強引で不可解な説明」に納得できない女性とその友人たちは、テーブルに並んだ料理には手をつけず、その場を離れたという。

女性が撮影してネットに投稿した「異物」の動画をめぐり、「料理人が厨房のなかで、靴の中敷きを干すか? しかも鍋の上に。ありえない」といった懐疑的な声がSNSで広がっている。

なかには「あなたは運が良かったね。もしシェフが気づいていたら、こっそり取り出していたよ。そしてあなたは何も知らずに、この料理を食べていただろうから」という、妙に納得できるコメントもあった。

このほか「もはや、あの壁国(壁、ファイヤーウォールに囲まれた国。中国のこと)で何が起きても驚かない」といった呆れ声も少なくない。

その言葉の通り「次回は、料理から何が出てくるのか」と、つい考えてしまう。(関連動画はこちら

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
鳥飼聡
二松学舎大院博士課程修了(文学修士)。高校教師などを経て、エポックタイムズ入社。中国の文化、歴史、社会関係の記事を中心に執筆・編集しています。
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