[19日 ロイター] – 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は19日、複数の関係筋の話として、7月に更迭された中国の秦剛前外相が駐米大使時代に不倫関係にあったと報じた。
秦氏は調査に協力しており、不倫関係や同氏の行為が国家安全保障を損ねたかどうかに焦点が当てられているという。
同紙によると、中国上層部は共産党の内部調査で秦氏が駐米大使在任中に不倫していたことが判明したと伝えられた。関係筋2人が同紙に語ったところによれば、不倫の結果、米国で子どもが生まれたという。
中国外務省はロイターのコメントの要請に応じていない。
秦氏は就任の約半年後に動静が途絶え、7月に中国外交担当トップの王毅共産党政治局員が後任に任命された。
秦氏は2021年7月から今年1月まで駐米大使を務めた。
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