「空に浮かぶ龍」「正体不明の発光体」 中国各地で続く異常現象

2023/09/22
更新: 2023/09/21

中国の近未来を暗示する、何かの予兆であろうか。最近の1カ月の間にも、中国各地から「異常現象」や「怪現象」と呼ばれるような光景の画像が、相次いで報告されている。

この8~9月にかけて、少なくとも6つの省や市の空や湖で「空に浮かぶ」「正体不明の発光体」「赤い光の塊」などの不思議な現象が相次いで目撃された。

四川省の空には「飛ぶ龍」。江蘇省の空には「赤い光」。山東省の空には、何度も「未確認飛行物体」が出現した。また上海市では「空から、正体不明の物体が落下した」という。新疆の湖でも「銀の龍に見える未確認生物」が目撃された。

「これらは一体、何なのか?」。SNSに投稿された関連動画はユーザー間で拡散されるとともに、「中国がこれから迎える、恐るべき天変地異や巨大な政変の前触れか」と噂され、物議を醸している。

中国各地で目撃された「異常現象」の数々。(中国のネットより)

 

「夜空に旋回する巨龍」:四川省成都

今月19日、四川省成都市淮口宝竜(龍)新城の夜空に、まるで「巨大な龍のように」ぐるぐると旋回する正体不明の発光体が目撃された。

動画撮影者によると「この夜空に旋回する光る物体は、数時間も続いた。数十キロ離れた所からも見えた」という。目撃者は「地上のライトによる光ではないと確信している」と述べた。

 

 

夜空に浮かぶ「赤い光の塊」:江蘇省南京

今月12日夜、江蘇省南京市で撮影された動画には、夜空に現れた「二つの赤い光の塊」が映っている。「不思議だ。空に赤い光がある」と、驚きの声も動画に入っている。

 

 

天文台が捉えた「UFO」:山東省済南

山東省済南市にある、宇宙の観測を行う専門施設「七星天文台」の観測カメラは(現地時間)今月1日の午前2時過ぎ、および5日の午前5時過ぎ、さらに6日と計3回にわたり「未確認飛行物体(UFO)」を捉えている。

1日にカメラが捉えたUFOは奇妙な黒色をしており、一定の高度まで上昇した後、突然空中で90度急旋回。その後、非常に速いスピードで地上に落下した。落下時、尾翼の後ろには黒い煙を引きずっていたという。

5日に観測された物体は4つで、それが前後して「2つが2列になって飛行」していた。6日に観測された発光物体は、細くて小さかった。空中を上昇した後、緩やかな角度で急速に下降し続けていた。

 

 

燃える赤色の「UFO」:上海

9月1日、上海の空にも「未確認飛行物体(UFO)」が確認された。目撃者によると、「その物体は、燃えているかのような赤色で、空中を落下していた」という。

 

山上の湖面を泳ぐ「銀の龍」:新疆

8月31日、新疆の観光名所である「天山天池」を訪れた夫婦は、山上の湖面を非常に速く泳ぐ「長い帯状の生物のようなもの」を発見した。「銀の龍ではないか」と夫婦は考えている。
 

 

白色の「大きな物体」が落ちた:河南省洛陽

8月21日、河南省洛陽市での出来事。空から正体不明の、白くて大きな物体が墜落した。落下の衝撃で、道路には大きな穴が開いたという。

 

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
鳥飼聡
二松学舎大院博士課程修了(文学修士)。高校教師などを経て、エポックタイムズ入社。中国の文化、歴史、社会関係の記事を中心に執筆・編集しています。