[ワシントン 30日 ロイター] – 2024年米大統領選に向けた共和党候補指名争いの初戦の舞台となる中西部アイオワ州で、トランプ前大統領が圧倒的なリードを維持していることが、最新の世論調査から分かった。
調査はNBCニュースとアイオワ州の地元紙デモイン・レジスターなとが22━26日、アイオワ州の党員集会に参加する可能性の高い404人を対象に実施。トランプ氏が第1候補とする回答は43%と、相次ぐ訴訟にもかかわらず、同率2位(16%)のヘイリー元国連大使とデサンティス・フロリダ州知事に約30%ポイントの差をつけている。
トランプ氏のデサンティス氏に対するリードは8月の調査時点から拡大。アイオワ州の選挙運動にリソースを投入してきたデサンティス氏にとっては痛手となる。
また、トランプ大統領が再選を目指す現職のバイデン大統領に勝利する可能性があるという回答は65%となった。
共和党は来年1月15日にアイオワ州で開催する党員集会を皮切りに、大統領候補指名争いを開始する。
同調査は、ペンス前副大統領が28日に大統領選の共和党候補指名争いから撤退すると表明する前に実施された。
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