[19日 ロイター] – 米テキサス州のアボット知事は、来年の大統領選でトランプ前大統領を支持すると表明した。
野党共和党の大統領候補指名争いで先頭を走るトランプ氏はアボット氏とともに、メキシコ国境近くにある同州エディンバーグで勤務する州兵らを慰問し、再び大統領に就任すれば移民を厳しく取り締まる姿勢を打ち出した。
アボット氏は、バイデン大統領の国境管理政策は米国全土の地域社会に危険をもたらすと批判した一方、トランプ氏は大統領時代に移民流入を過去数十年の最低水準に減らしたと評価した。
さらに「私はここで皆さんに言おう。バイデン氏の大統領としてのリーダーシップの下で米国はもはや絶対に存続できない。われわれには国境の安全を確保してくれる大統領が必要だ」と語った。
トランプ氏は、アボット氏の支持表明を光栄に思うと述べた上で「(私が大統領になれば)皆さんは国境問題で不安に思わなくても良くなる。テキサスでもアリゾナでも、州知事諸兄も国境の心配は無用になるだろう」と言い切った。
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