エドゥアルド・ブリト国立劇場を本拠地とするドミニカ共和国国立交響楽団のディレクター、ホセ・アントニオ・モリーナさんは、指揮者であり、ピアニストであり、作曲家でもある、今年2月、モリーナさんは神韻公演を訪れ、その美しさと音楽に圧倒された。
「本当に壮大で、美しい。これまでにない新しいものでした。職業柄、伝統的なオーケストラの音に民族的要素や中国の楽器をどのように組み合わせるのか、とても興味深いものがありました。このような高いレベルの公演をわが国にもたらすことができて、とても嬉しく、何よりも感謝しています」
ニューヨークを拠点とする神韻は、世界トップの中国古典舞踊団であり、二胡やピパといった中国楽器を加えた西洋のクラシック・オーケストラを率いるユニークな芸術団である。
「高度に洗練されたテクニックでした。私はニューヨークのマンハッタン音楽院やジュリアード音楽院などで音楽を学びました。(神韻は)間違いなく最高のものです。つまり、トップダンサーの伝統的なクラシックのテクニックと、中国の伝統の中から最高のものが組み合わされています」
神韻は、5千年の王朝や古代の神話や伝説を踏まえた舞踊に加え、中国の50あまりの少数民族の舞踊もいくつか演目に加えている。
「私はバッハからバルトークまで、偉大なオーケストラの伝統的な交響曲のレパートリーを演奏することに慣れていますし、伝統的な弦楽器、木管楽器、もちろんハープなどの融合も見慣れています。しかし(神韻では)そこに民族色が加わって、とても新鮮でした」とモリーナさん。
「一晩中、楽しませてもらいました。すべてがとても美しい色彩でした。洗練された技術にも感動しましたが、演出効果以上のものがあって、ただただ素晴らしいです」
中国の伝統文化は精神性が深く、かつては神からインスピレーションを受けたと言われた。モリーナさんは、神韻が伝えようとする文化、神への畏敬、普遍的な価値観を感じたという。
「オーケストラの最初の一音から、ダンサーが踏み出す最後の一歩にまで、それを感じました。地域の精神的な部分の特性を反映していると思います」
神韻の実力と希少性は見逃せないとモリーナさん。「これほどの規模の公演を見る喜びや楽しみは、そうそうあるものではないと思います。他の公演とはまったく違います」
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