余震に気を付ける!
ウエザーニュースによると震度5以上の余震が続いている。
震度5弱:多くの人が恐怖を感じるほどの揺れで、棚の食器や本が落ちたり、固定されていない家具が移動したりする。
震度5強:何かにつかまらないと歩けないほどの揺れで、食器や本は散乱し、固定されていない家具や補強されていないブロック塀が倒れたりする。
つまり、はっきり言えば、危険な状態がまだ続いているということだ。
当初の能登半島では震度7(マグニチュード7.6)で、津波も発生、多くの家屋やビルが倒壊し、火災も発生した。
震度6強:這わないと身動きができないほどの揺れで、家具の多くが倒れ、耐震性の弱い家は倒壊することも。地すべりなどの自然災害にも注意が必要。
震度7:耐震性の低い建造物が倒れたり破損したりするほどの揺れで、木造だけでなくコンクリート建造物が倒壊することも。耐震性の高い建物でも傾いたり、破損が生じたりすることがある。
線路被害も発生
道路も、電柱の倒壊や道路陥没が発見されている
この地域から一時避難をする場合
その際、道路が陥没し、線路が不通になっているので、安全な退避ルートを検討してから移動することだ。
以下は石川県が出している通行可能道路図だ。
輪島市役所から北上する県道1号線は、現在調査中となっている。
変更される可能性もあるので、移動する直前に必ずチェックすること。
地震の原因
新潟県では原油が混ざった泥水が噴き出しているという。
援助やボランテイア
石川県のホームページを開くと、
・災害ボランティア(準備中)
・義援物資の提供(準備中)
となっているので、こちらが明確になってからボランティアや義援物資を送るようにする必要がある。詐欺が横行するので、要注意だ。
なおも瓦礫の下で救助を求めている人がいる。自衛隊も早くから活動を開始している。一般人に今できることは、二次災害を防ぎ、余震のリスクから家族を守ることだろう。
セブンイレブンや多くの企業がこの災害に対して、援助を始めている。天候も悪化してきていると気象庁が予報を出している。
噂、流言、フェイク情報が飛び交い、詐欺が横行する
情報の出所を確保すること。総務省からもそのようなガイダンスが出ている。
● そのために携帯やラジオのバッテリーを確実に確保すること。
● 水、食料、医薬品、防寒・雨具を準備しておくこと。
自衛隊は一万人規模を救援に投入!
石川県避難所情報
毎日新聞によると、現在では、避難所を開設しているのは金沢市=24か所▽七尾市=27か所▽小松市=4か所▽加賀市、羽咋市=10か所▽かほく市=9か所▽津幡町、内灘町、中能登町=8か所▽志賀町=15か所▽宝達志水町=7か所▽穴水町=40か所――となっている。
NHKによる停電情報
石川県内の断水状況(2日午後3時半)
地震のあと、石川県内では各地で断水が確認されている。(2日午後3時半)
石川県によると、2日午後3時半時点で
▽輪島市、
▽珠洲市、
▽穴水町、
▽能登町、
▽七尾市、
▽羽咋市、
▽志賀町、
▽宝達志水町、
▽中能登町、
▽かほく市、
▽津幡町、
▽内灘町、
▽金沢市、
▽能美市、
▽加賀市の15の市や町で断水が続いている。
自衛隊や日本水道協会が給水車を派遣していて、一部の地域では、すでに給水が始まっている。
残念ながら、再び日本は天災に襲われたわけで、これから死者も増えるかもしれないし、災害の規模も大きくなるかも知れない。心が痛む状況がさらに伝わってくるだろう。この災害に巻き込まれた方々の心痛と悲しみには、言うべき適切な言葉が見つからない。
しかし、反面、筆者が見ているこの事実には、ボランティアの力が根付き、かつ自衛隊の努力が期待できて頼もしい。国も地方自治体も、被災者を助けるために、全力で取り組んでいる。事実をありのままに伝えるメディアもあり、各企業はライフラインを確保するために協力している姿がある。
台湾を初めとして、多くの国からお慰めの言葉をいただき、援助も期待できるという。
不幸中の幸いであり、日本が大切にしなければならないことが、災害の度に、日本人の進むべき道を、指し示しているのではないだろうか。
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