Mike Stone
[ワシントン 29日 ロイター] – 米国務省が29日発表した2023年の外国政府に対する軍装備品の販売額は前年比16%増の2380億ドルと、過去最高を記録した。各国がウクライナに供与した兵器を補充し、大規模な紛争に備えようとする動きが背景にあったとみられる。
国務省は声明で、武器売却と移転は「地域と世界の安全保障に長期的な影響を及ぼす可能性のある米国の重要な外交政策手段」とした。
承認された売却には、ポーランドへの100億ドル相当の高機動ロケット砲システム「ハイマース」、ドイツへの29億ドル相当の中距離空対空ミサイル「AMRAAM」、ウクライナに対する中距離地対空ミサイルシステム「NASAMS」などが含まれる。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。