現地時間3月18日、上川陽子外相は、ロバート・フロイド包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会暫定技術事務局長による表敬を受けた。両者は包括的核実験禁止条約に向けた協力を確認した。
冒頭、上川氏は、日本は「核兵器のない世界」の実現に向けた現実的かつ実践的な核軍縮の取組として、包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効を重視していると述べた。
また、核実験の実施を含め、北朝鮮による更なる挑発行為の可能性もある中で、CTBTOと引き続き緊密に連携していきたいと述べた。CTBTフレンズの枠組みも活用しつつ、条約発効に向けた機運を高めるべく、一層積極的に取り組んでいくと表明した。
フロイド事務局長は、日本が核軍縮・不拡散において強いリーダーシップを発揮していることに敬意を表した。日本がCTBTOの活動全般、さらに、CTBTO準備委員会の活動に貢献していることについて謝意を表明した。
双方は、今後もCTBT早期発効に向けて一層緊密に協力していくことで一致した。
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