G7の首脳は14日(日本時間)、声明を発表し、イランが前日に行ったイスラエルへの空爆を非難した。
ホワイトハウスによると、G7首脳は同日のビデオ会議後に声明を発表し、「我々は、イランによるイスラエルへの前例のない直接攻撃を最も強い言葉で明確に非難する」と強調した。
声明は、イスラエルとその国民への全面的な支持を繰り返し、イスラエルの安全保障へのコミットメントを再確認した。
声明はその後、イランに向け、「この地域で制御不能な緊張の高まりを引き起こす可能性がある」と強調し、「そのような事態を回避する必要性」の重要性を強調した。
声明はまた、情勢を安定させ、さらなる措置を回避するための努力を続けることを示し、イランとその代理人に対し、侵略行為をやめるよう要求した。
いっぽう、イスラエルは、「イランの侵略行為はレッドラインを超えた」として、「報復する権利がある」と主張した。
これ以前、イスラエルは、シリアの首都ダマスカスにあるイラン領事館を爆破した。 イランは、この攻撃はイスラエルによって行われたとしており、イラン革命防衛隊の精鋭コッズ部隊のモハマド・レザ・ザヘディ上級司令官を含む7人の兵士が死亡した。
これは、1979年のイスラム革命後に両国が敵対して以来、初めてイランがイスラエル本土に本格的な軍事攻撃を仕掛けたことになる。
攻撃中、イランは「作戦成功」を主張したが、イスラエル軍はイランが発射したミサイルの99%を迎撃したと述べ、被害はほとんどなかったことを明らかにした。
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