英国人俳優 神韻は最良のヒューマニティ

2024/04/15
更新: 2024/04/15

『レイン』や『プリーチャー』への出演で知られる英国人俳優のアダム・クロアスデル氏は、4月6日にドルビーシアターで神韻のマチネ公演を鑑賞した。「本当に魅了されました。 とても美しかった」

同氏によると、今日の芸術では稀なことに、神韻芸術団にはアーティストを高め、インスピレーションを与える効果があったという。「ヒューマニティとして最高のものに焦点を当てた舞台でした。とても良かったです。最近は、人間の醜さや暴力、ある種の最低なものに注目される傾向があると思っていました。しかし神韻は、その逆です」

「彼ら(観客)も輝いていて、それは足取りにも現れていました。こうしてヒューマニティとして高い水準のストーリーに舞台で接することができて、嬉しく思います。人間の本性の最高の部分、神性と人間性の融合を見出すことができました。私の周りにいた人たちは皆、喜んでいました」

同氏はさらに、中国古典舞踊は映画やテレビ、さらには劇場でさえ(滅多に)見ることができないと付け加えた。

芸術家が語る真実

古代の中国人は、自分たちの文化は天からの贈り物だと信じていた。しかし中国の共産主義政権は1949年に政権を掌握して以来、伝統文化を破壊し、それを闘争に置き換えようとしてきた。神韻のビジョンは「共産主義以前の中国」であり、クロアスデル氏は、そのビジョンが再び現実になることを望んでいると語る。「近い将来、(神韻の)芸術が中国に戻り、人々が目にする日が来ることを願っています」

というのも、「州や政府が、芸術をコントロールしようとするとき、私はいつでもそう思います」と同氏。「芸術家は伝統的に、常に権力に対してある種の真実を語ってきました。それは中世ヨーロッパの宮廷でも行われ、例えば道化は、王や王妃に対して真実を語ってきたのです。神韻の舞台でも、芸術家が真実を語っているのです」

舞台出身の同氏は、神韻の振り付けや、アーティストの才能と技術、そして生演奏も称賛した。「非常に熟練していました。生演奏は驚異的で、中国の楽器を使うなんて本当に素晴らしい。とても感動的な音で、オーケストラピットとステージの間で美しく演出されていました」

ステージと観客の間には繊細で、素晴らしいコミュニケーションがあったという同氏。「本当に驚異的です」

NTD