中国 関連報道は検閲され封殺隠蔽だが、いよいよだ

中国地下鉄清掃員が連日で「集団ストライキ」 

2024/06/06
更新: 2024/06/06

このほど、中国遼寧省の省都・瀋陽市の地下鉄で働く清掃員たちによる連日の「集団ストライキ」が中国のネット上で検閲に遭っていることがわかった。

先月29日から30日にかけて、瀋陽市の地下鉄を運営する「瀋陽地鉄集団有限会社」に努める清掃員たちは、会社側が従業員のための保険金支払い打ち切りなどの件をめぐって抗議するため、会社の正門前で集団でストライキを行った。

この突然の「契約変更」により、清掃員たちは引退後にもらえるお金が影響を受けることになる。

ストライキの様子を映した動画は、当初中国のSNSで拡散されて注目を集め、関連トピックスは6月3日の朝、中国の大手検索サイト百度(バイドゥ) のホットリサーチ入りしていた。

だが、その数時間後には関連報道は中国当局の検閲に遭い、封殺隠蔽された。
 

(2024年5月29日~30日、中国遼寧省瀋陽市の地下鉄で働く清掃員による連日の「集団ストライキ1」の様子)

(2024年5月29日~30日、中国遼寧省瀋陽市の地下鉄で働く清掃員による連日の「集団ストライキ2」の様子)

 

 

 

 

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!