6月19日、米軍は日曜日にシリアで空爆を実施し、過激派組織イスラム国(ISIS)の高級幹部を殺害したと発表した。
米国中央司令部(CENTCOM)は、6月16日にシリアで行われた空爆で、ISISの高級幹部兼調整役のウサマ・ジャマール・ムハンマド・イブラヒム・アル=ジャナビを殺害したと、ソーシャルメディアのXの声明で発表した。
「彼の死は、ISISがテロ攻撃を資源提供および実行する能力に打撃を与えるだろう」と中央司令部は声明で述べ、「中央司令部は、この地域の同盟国や協力パートナーと共に、ISISの作戦能力を弱体化させ、その持続的な敗北を確保するために軍事行動を続ける」と付け加えた。
また、「この攻撃で民間人が被害を受けた兆候はない」とも述べた。
CNNによれば、米国軍はアフリカと中東でISIS幹部を攻撃し続けている。米国アフリカ司令部(US Africa Command)は、約3週間前にソマリアの遠隔地で空爆を行い、3人のISIS武装勢力が死亡したと報告している。
2024年1月から3月にかけて、米国中央司令部とそのパートナーはシリアで7人のISIS作戦員を殺害し、27人を拘束した。同時期に、米軍はイラクで11人のISIS作戦員を殺害し、36人を拘束した。
米中央司令部エリック・クリラ司令官は4月に、「我々はISISの持続的な敗北にコミットしている。彼らは地域および世界に脅威を与えているため、特にイラクやシリア外で活動を試みるISISメンバーや、拘束されたISISメンバーの逃走を企てるメンバーに対して集中して対応を続ける」と述べた。
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