中国 バス亭近くの工場で爆発 近くの多くの民宅に被害

安徽省滁州市の化学工場で大爆発 火災に 少なくとも4人死亡

2024/07/02
更新: 2024/07/02

現地時間6月29日午前9時ごろ、中国安徽省滁州市来安県にある化学工場の倉庫で大規模な爆発火災が起きた。少なくとも4人が死亡したと報じられている。

ネット上には、爆発時の様子を捉えた動画が拡散されており、そこには大量の黒煙を上げながら燃える火の海があった。

中国メディアによると、爆発が起きた工場はバス停近くに位置しており、周辺の多くの民家が被害を受けた。爆風などにより、窓ガラスが割れたり、ドアが壊れたり、なかには屋根が崩落する家もあったという。

火災発生後は、「刺激臭もした」と現地住民は振り返っており、「何回も爆発音が聞こえた」との証言が多い。

火災原因については現在「調査中」。中共官製メディア「新華社通信」によると、爆発は火災を引き起こし、4人が死亡した。

毎回のことだが、中共当局は災害や大きな事故が起きるたびに一貫して、被害情報の隠蔽を行っているため、今回の事故による実際の死傷者数や被害状況は、公式発表をはるかに上回る可能性がある。

(事故当時の様子)

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
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