米警護隊長官が辞任、トランプ氏銃撃巡り引責

2024/07/24
更新: 2024/07/24

[ワシントン 23日 ロイター] – 米ホワイトハウスは23日、シークレットサービス(大統領警護隊)チートル長官が辞任したと発表した。同長官はトランプ前大統領の暗殺未遂事件を巡り、責任を問われていた。

シークレットサービスからコメントは得られていない。

チートル氏は2022年にシークレットサービス長官に就任。今月13日に起きたトランプ氏を狙った銃撃事件について22日に議会で証証言を行い、警備に落ち度があったと認めたが、超党派による辞任要求は拒否していた。 

下院監視委員会のカマー委員長(共和党)は声明で「チートル長官の辞任は説明責任を果たすための一歩」としつつつも、「セキュリティー上の失敗を防止するため、今回の失敗を徹底的に調査する必要がある」と強調。「シークレットサービスの監視を継続する」と述べた。

Reuters