中国福建省竜岩市にある動物保護公園で飼われていたヘビが、21日、ゲージから脱走したことがわかった。現地警察が捜索しており、目撃情報の提供を呼びかけているが、ヘビはいまも見つかっていない。
脱走したヘビは大人の腕ほどの太さの大蛇で、重さは約5キロ、長さは2~3メートルはある。老朽化したゲージのドアの隙間から脱走したものと思われる。このヘビは生まれた時から公園で飼われており、積極的に人を襲うことはなく、毒も持っていないという。
ヘビが脱走した中山公園閩西野生動物保護園は民間公園で、入口に「ヘビ脱走」を知らせる通知を掲げて臨時休園となった。
26日0時時点でも「見つかった」という更新情報がないため、ヘビはまだ見つかっていないものと思われる。
中国メディアが、動物責任者の話を引用して報じたところによると、このヘビは以前にも脱走したことがある「常習犯」とのこと。前回は「食べ物にありつけなかったのか」脱走から1週間余りで戻ってきたという。
(ヘビが脱走した公園、捜索中の様子など)
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