野党・立憲民主党最高顧問である野田佳彦元首相は21日午後、訪問先の台北で頼清徳総統と会談した。
会談で、両氏は地域の平和と安定の維持のために引き続き協力していくことを確認した。
野田氏はまた、日本は台湾がWHO総会(WHA)にオブザーバー参加することを支持しているほか、台湾の環太平洋パートナーシップ(TPP)加盟申請についても歓迎していると表明した。
野田氏は、代表団を率いて20日から訪台しており、台湾外交部とシンクタンクの財団法人両岸交流遠景基金会が主催する「ケタガランフォーラム:2024インド太平洋安全保障対話」では基調講演を行った。
野田氏のほか、スロバキアのエドゥアルド・ヘゲル元首相、米国のニッキー・ヘイリー元国連大使がそれぞれ基調講演を行っている。
取り沙汰される9月の立憲民主党代表選への出馬については、講演では触れなかった。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。