中国の「ロボット大会」で展示された「(美女の)人型ロボット」たちが実は本物の人間だったことがわかり、話題になった。
中国の官製メディアによると、2024年8月21~25日に北京市で開催された「2024年世界ロボット大会」には169社が出展し、新製品を含む600点以上の革新的なロボットが発表された。
会場では、作業をこなすアーム型ロボットや「人型ロボット」が展示され、大きな話題になった。
しかし、この「美女の人型ロボット」は、大会に参加した一部の中国メーカーが雇った本物の人間の女性モデルであり、その事実は来場者に告知されていなかった。その結果、この女性モデルたちは一部の来場者によって体を触られるなどの被害を遭うことになった。
「人型ロボット」が実際は生身の人間で、しかも美しい女性であることに気づいた一部の来場者はわざと、その「ロボット」の体を撫で回すなどの行為に及んだ。
SNSでも女性モデルたちがロボットに変身するための化粧をしている様子の動画が拡散され、「さすがの中国、何でも偽造か」「モデルの女性は体じゅう触られて本当に可哀そうだ、道徳が低下している」などと非難が相次いだ。
(北京で開催された「ロボット大会」で展示された「人型ロボット」たち)
(北京で開催された「ロボット大会」で展示された「人型ロボット」たち)
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