ここの夏の暑さは有名、中国の「火炉(ストーブ)」とも称される重慶市(四川省)。今年も、とにかく暑い。
重慶市の気象当局は28日、高温赤色警報を発表し、市内の多くの景勝地や会場が臨時休業となった。同市では28日までの8日間、連続で40℃を超えている。
今後も警戒レベル最高水準の猛暑が続くと予想されるため、一部の学校では、本来ならば来月1日から始まる新学期も、8日へと開始日を先延ばしした。
28日、猛暑の城「重慶」から命からがら(?)避難しようとする市民の車列がどこまでも続き、市外へ出る高速道路の料金所付近は大混雑していた。
重慶市の午後2時の屋外の地表温度は70℃以上(26日)であることを示す動画が相次いでSNSに投稿されており、これ以外にも中国のネット上には「重慶がどれほど暑いか」を訴える動画や投稿であふれている。
「地面に置いたフライパンで卵が焼ける、ガス代を節約できる」
「新鮮な果物を外に置いておけばわずか2日でドライフルーツになる」
「冷たいシャワーを浴びたいのに、出てきたのは熱湯だ」
「子どもが裸足で地面を歩いたら、あまりの熱さで飛び上がって泣き出した」
いっぽう、市内の商業ビルの広告スクリーンには様々な「熱い」メッセージが表示されるなど、この街ならではの「熱い光景」を作り上げている。
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