鳳凰とは、神話などに登場する伝説上の生き物だ。
湖北省黄石市で9日午前6時頃、「空高く舞う金色の鳳凰」の形をした神秘的な雲の写真が撮影された。
撮影者の男性がその日の朝、ランニングをしていた途中で転び、そこでふと空を見上げると、雲の形がまるで巨大な鳳凰が羽を広げて飛んでいるかのような非常に幻想的なことに気づいたという。
「鳳舞九天」と呼ばれるその壮大な光景は鳳凰という神聖で高貴な存在が広い空を舞い上がる姿を表しており、縁起が良いとされ、中国では壮大で美しい情景を描写するのにも使われる。
中国メディアの取材に応じた撮影者の男性は、「あの時は太陽が昇ったばかりで、太陽の光があの雲を照らし、一見、金色の鳳凰のように見えた」「その雲は約10分後には消えてしまった」と振り返っている。
2019年11月、「民主化デモ(反送中)」が勃発中の香港の空にも巨大な「鳳凰雲」が現れた。夕陽に照らされたその神秘的な姿はまるで不死鳥であるかのようだった。
「香港が苦難を経て再び生まれ変わる」ことを示しているとされるその「不死鳥」は中国共産党(中共)に立ち向かう当時の香港人を大いに励ましたという。
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