中国で、この日は「中秋節」と呼ばれていて、家族団らんで夜空の月を見ながら、満月をかたどった焼き菓子の月餅を食べるのが華人圏の慣わしとなっている。
季節の縁起物であり、楽しい年中行事の主役の「月餅」。中国では山西省の特産品である「空殻月餅(中身からっぽ月餅)」という変わりモノ月餅が、ネット上で話題になっており、注文が殺到しているそうだ。
従来の月餅といえば、餡がぎっしり詰まっていて、皮も分厚い、いかにも「カロリーが高そうなイメージ」しかない。
だが、「空殻月餅」の場合、本来餡がある場所は空洞だ。そして皮は薄くパリパリしていて、手でそっと広げると、すぐに2つに分割できる。中身は空洞だが、皮の裏にはシロップやゴマ、ヒマワリの種やクルミなど細かく砕いたナッツがしっかり詰められていて、いかにもおいしそうだ。
「空殻月餅」の口当たりも従来の月餅のものとは全く違って、「香ばしくパリパリ感」が最高でクセになりそう。「食べると止まらなくなり、たくさん食べても飽きない」という人が多いという。
「これならいっぱい食べても太らないかも」と体形を気にする女性にはとくに大人気だ。
(山西省の特産品の「空殻月餅(中身からっぽ月餅)」)
(山西省の特産品の「空殻月餅(中身からっぽ月餅)」)
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