社会問題 中国は巨変の前夜にある

【動画多数】中国の空でまたも「2つの月」出現

2024/09/20
更新: 2024/09/20

 

今月18日、中国各地でまたしても「2つの月」が観測された。

この異常現象は、広東省、四川省、浙江省、江蘇省、安徽省、河南省、山東省、黒竜江省、広東省など中国全土で観測され、片方が比較的明るく、もう片方は暗い感じだったという目撃証言が多い。

山東省済南市および黒竜江省チチハル市などの官製メディアまでもが関連動画を取り上げて報道していた。

各地で「2つの月」が観測された18日の午後8時、安徽省合肥市ではマグニチュード4.7の地震が発生している。

一部目撃証言によると、前日17日(ちょうど「中秋節」にあたる)にも、「2つの月」が観測されたという。

 

(「2つの月」、2024年9月18日、四川省、河南省、黒竜江省、広東省などで撮影)

 

(「2つの月」、2024年9月18日、広東省で撮影)

 

(「2つの月」、2024年9月17日撮影)

 

(地震発生30分前に観測された「2つの月」、2024年9月18日の午後19時30分撮影、安徽省合肥市)

 

先月も「2つの月」「7つの太陽」が出現

先月18日も、遼寧省瀋陽市で「2つの月」が観測された。中国メディアの取材に応じた撮影者によれば、2つ目の月は10数分後には消えたという。

 

(「2つの月」、2024年8月18日、遼寧省瀋陽市)

 

同じ日、四川省成都市では空に太陽が同時に7つも並ぶ奇妙な現象も観測されており、撮影者の1人は中国メディアの取材に対し「この現象は約1分後には消えた」と明かしている。

 

(「7つの太陽」、2024年8月18日、四川省成都市)

 

このように、「2つの月(中国各地)」、「7つの太陽(成都市)」、「蜃気楼(北京市)」、「未確認飛行物体(天津市)」、「オーロラ(北部各地で)」など、中国では最近、多くの珍しい現象が目撃されており、「中国がいままさに巨変の前夜にあることを天が示しているのだろうか」と信じる声も少なくない。

空に太陽が同時にたくさん現れる現象は俗に、「幻日(げんじつ)」と呼ばれており、自然現象の1種とされるが、中国唐代の有名な予言者・李淳風は「王朝滅亡を告げる凶兆だ」と予言している。

近年、中国各地で「幻日」や「赤い空」といった異常現象が相次いでいる。これまでは2つ、3つ、4つの太陽が観測されていたが、今回のように「7つ」同時に観測されたのは初めてである。
 

2024年4月15日未明、「真っ赤に染まった」湖北省武漢市の空(中国のSNSより)

 

 

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
関連特集: 社会問題