中国ネット通販最大手のアリババ集団の通販プラットフォーム「タオバオ(淘宝網)」は、かつて、販売量が億を超えた初の有名レディースファッション通販ショップ「吾欢喜的衣橱」だったが、突然、閉店を宣言し、物議を醸している。
今月19日、初代インフルエンサーで、店の共同創業者でもある張大奕さんは、自身のSNSウェイボー(微博)で、十年にわたって経営してきたショップの閉店を宣言した。
「吾欢喜的衣橱(邦訳:私の好きなクローゼット)」は目下、1241万のフォロワー数を抱え、「韓国ファッション・カジュアルレディースウエア」にも、ショップリストのトップ2にランクインしている。
この店は2016年の 「ダブル11(中国最大のECイベント)」期間中の売上高は1億元(約20億円)を超え、デイリーランキングはユニクロを上回っていた。
それが今となっては、ショップ内で最も売れている商品(3つ)の月間販売量は約300ほどだ。
張大奕さんは閉店宣言の投稿のなかでも、「Eコマース業界全体の難しさ」について嘆いていた。
「吾欢喜的衣橱」の閉店ニュースは多くの人を驚かせた。
「ライブコマースは著しい成長を遂げていると思っていたのに!」
「インフルエンサー界の元祖が退場した。ライブコマースはどこへ向かうのか……」
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