日本郵便は11月5日(火)以降、「昼時間帯の窓口業務の休止」を試行する郵便局を1389局に拡大すると発表した。午前11時から午後2時半の間に1時間窓口を閉める。利用者の利便性に配慮しつつ、郵便局の運営状況に応じて柔軟に対応するためとしている。
都市部への人口集中や地方の過疎化などを受け、郵便局は窓口営業時間の弾力的な運用を進めている。その一環として、2021年7月より「昼時間帯の窓口業務の休止」や「郵便業務窓口の営業時間短縮」を53か所の郵便局で試行している。
休止に際しては、事前に周知期間を設けた上で、休止時間帯の変更や休止自体の終了も検討するなど、利用者の利便性を重視しながら運用を進めていくとしている。
また、一定期間経過後には、利用者へのアンケートを実施し、窓口業務の休止が利便性に与える影響を確認する。その結果、利用者の理解を得られた郵便局から順次、本格的な実施に移行する予定だ。
郵便局は、今回の試行は業務効率化やサービス向上に向けた重要な一歩となるとしている。
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