ファミリーマートは2日、イートインスペースを順次売場に転換することを発表した。全国の7千店舗が対象で、今年度中に2千店舗を売場に転換する。店舗のスペースの有効活用と、品揃えの拡充を目指している。
ファミリーマートは、2013年からイートインスペースを導入した。しかし、コロナの影響により、コンビニの利用形態が変化したことを受け、イートインスペースの需要にも変化が見られた。
売場に転換されたスペースでは、需要が高まっている「コンビニエンスウェア」などの衣料品や、トイレットペーパーや洗剤といった生活必需品を中心に取り扱いを拡大する見込み。これにより、日常の買い物における利便性を高める。
イートインスペースの廃止は一部の店舗で実施して効果を検証した上で、他の店舗にも展開していく方針だ。店舗ごとのニーズに応じて最適な売場構成を導入し、顧客の多様化するニーズに柔軟に対応していく。
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