韓国当局は10月3日に違法操業の疑いで中国漁船2隻を拿捕した後、10月5日にも中国漁船1隻を拿捕し、周辺海域での中国による違法漁業の取り締まりを強化する方針を示した。
韓国の「京畿日報」によると、韓国海洋警察庁の特別警備団は5日、韓国の排他的経済水域(EEZ)内にある小青島付近で違法操業を行っていた300トン級の中国漁船を拿捕した。この船は、仁川市沖の特定海域で許可なく漁を行っていたとされている。
韓国海警は、逃走を試みた漁船を追跡して拿捕し、船員16人を逮捕した。漁船には大量の魚が積まれており、船ごと仁川に移送し、調査が行われている。
韓国海洋警察は、秋の漁期には違法操業を行う中国漁船が増加しているとし、「厳しく取り締まり、漁業秩序を守る」と強調している。
10月3日には、別の中国漁船2隻も違法操業の疑いで拿捕された。これらの漁船は小青島沖の特定海域で違法操業を行っていたとされ、拿捕時には他の中国漁船と連結して逃走を図ったことが確認されている。
海警は、さらに28隻の中国漁船を追い出し、違法に捕獲された漁獲物を押収した。
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