大谷翔平の50号記念球が米オークションで約6.7億円で落札され、記念球の歴代最高額を更新した。
大谷翔平選手がメジャーリーグ史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成した試合は、2024年9月19日にマーリンズとの戦いで行われた。この試合で大谷選手は、2つの盗塁を決め、5打席目に自身初の50号ホームランを放ち、その後も1本ホームランを打った大谷は51ホームランと51盗塁を達成。この日、3本のホームランで6打数6安打10打点という驚異的な成績を収めた。
50号記念球をキャッチしたファンはそのまま持ち帰ろうとした。球団側はボールの回収を試みたが、最終的には成功しなかった。その後、ドジャースが30万ドル(約4500万円)を提示したが、拒否され、米オークションサイト「Goldin」で出品された。
オークションは9月27日に開始され、入札開始価格は50万ドル(約7200万円)だった。 開始8時間半には100万ドルを超え、10月4日には150万ドル、21日には200万ドルを突破した。 最終的に、日本時間10月23日午後1時30分頃に落札された。
最終的に記念球は360万ドル(約5億4650万円)で落札され、手数料込みの金額は439万2千ドル(約6億6670万円)に達した。 この落札額は、メジャーリーグの記念ボールとしては史上最高額である。従来の最高額は、マーク・マグワイア選手の70号ホームランボールの300万5千ドル(約4億5760万円)だった。
オークション会社は、このボールを「史上最も高額な野球ボール」と評価している。ボールには本物だと証明するMLB認証ホログラムが貼られており、大谷選手の歴史的な「50-50」達成を証明する唯一無二の品である。
この落札は、大谷翔平選手の偉業の価値を金銭的に証明し、野球界に新たな記録をもたらした。
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