【閲覧注意】本記事には、不快に感じる内容があります。
お食事前の読者はご注意ください。
最近、中国のSNSには「ネズミ大量買取します」の広告や「ネズミの養殖法」「ネズミ料理レシピ」などの動画が多く配信されている。
「ついには金欠過ぎてネズミ喰うようになったのか!」
「ネズミ喰って変な病気が流行りそう」
「ネズミを大量に買い取ってどうするの? 飲食店にでも卸すのか?」
「食卓に上がる肉や飲食店で出される肉料理の肉がもしかしてネズミ肉かもしれないと思うと……」などと、この由々しき事態に、世論は不安が広がっている。
しかし、「数千匹を飼育している」というネズミ養殖業者の所在地である広西省桂林市では表向きでは、「ネズミの食用は厳禁」だ。
四川省や重慶市あたりで「ネズミを大量に買取りする、いくらでもほしい」と広告を打つあるネズミ養殖業者は、他人から買い取ったネズミは、その後転売するのだという。養殖業者とはいえども、その出荷するネズミのほとんどが他人が「どこかで」捕まえたもので、加工を経たネズミを沿岸部に売れば500グラムあたり50~80元(約1千~1700円)の値がつくそうだ。
いっぽう、「ネズミ料理は良い!」と謳う宣伝では「ネズミは栄養価が高く、ネズミ1匹で3匹のニワトリに相当する」などと謳われているが、これに対し、専門家は「過大宣伝だ、ネズミ肉は他の動物肉と同様、特に優れているということはない」と反論している。
栄養が良いどころか、「ネズミは多くの伝染病の感染源であり、特に野生のネズミを食用することは大きな健康リスクを伴う」と専門家らはネズミの食用について警鐘を鳴らしている。
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