中国安徽省阜陽市の葬儀社の監視カメラが捉えた「真夜中に漂う鬼火」とされるわずか十数秒の動画が、中国のSNSで拡散されて、「怖すぎる!」と話題になっている。
問題の映像のなかに正体不明の白く光る球体のものが宙に浮いている。その球は上下に動きながらカメラを横切り、過ぎ去った後は尻尾のような光が後を引いていた。
なお、鬼火(おにび)とは、空中を浮遊する正体不明の火の玉である。墓地や湿地でリンが自然発火して青白く光った「燐火」だという説もあるが、古くから霊、または人間の怨念が火となって現れた姿とも言われている。
安徽省の官製メディア「大皖新聞」は、その「鬼火」を捉えた葬儀社の職員に取材を行い、映像は確かに監視カメラが捉えたものであることを確認している。
同葬儀社に勤める劉さんはメディアの取材に対し、「あれはいったい何だったのか、今もわからない。一瞬のうちに通り過ぎていったよ。なんてことない、鬼火だろう」と話している。
この発言に「さすがに葬儀屋で働く人は動じないね」と感心する人もいた。
(葬儀社監視カメラに映った「鬼火」
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