北京で濃霧の黄色警報が連続発令 中共は隠蔽

2024/11/06
更新: 2024/11/06

最近、北京では重度の汚染によるスモッグが続き、視界が非常に悪化している。そのため、一部の航空便が、遅延またはキャンセルされている。

しかし、中共(中国共産党)当局はこの情報を隠蔽し、11月3日には市民の健康を無視して、3万人規模のマラソンを強行し、厳しい批判を受けた。

10月30日午後から11月3日まで、北京地域は連日スモッグに覆われ、一部の地域では昼間の視界が500メートルを下回り、特に悪化した場所では200メートルを切ることもあった。

夜になると視界はさらに悪化し、多くの市民が恐怖を感じて外出をためらうようになった。

北京市民
「この交差点を見てみましょう。交差点では四方がほとんど見えません。この赤信号もあまり赤く見えません」

11月2日にはスモッグが最も深刻で、多くの高速道路が一時的に封鎖され、首都空港と大興空港の一部便が、遅延またはキャンセルされた。

しかし、中共メディアはすべてそれを濃霧と報じ、「中国環境報」のウェブサイトのみがスモッグに言及していた。

北京市民
「実際、これがスモッグです。霧ではなく、霾(ばい)です。これは深刻な汚染です」

中共は、スモッグの真実を隠すため、11月3日に天安門前で3万人のマラソンを強行し、北京市民から厳しい批判を受けた。