中国のEC大手、安売りアプリ「拼多多(ピンドゥオドゥオ、pinduoduo)」の各地の出店業者約100人が12月10日、上海にある「拼多多」本社に集結してその「不合理な罰則ポリシー」に対する抗議を行った。
出店者らは「取られた罰金の返還」を求めて抗議を行うも、駆け付けた警察によって鎮圧され、何人もが逮捕されたという。
「拼多多」は出店側に対しては極めて厳しい罰金ポリシーを制定しており、その「不合理」かつ恣意的に科される多額の罰金をめぐって、出店業者から強い怒りを買っている。
長きにわたる罰金のせいで深刻な損失を被っている出店業者は多いが、今のところ異議を申し立てる手段もなく、泣き寝入りするしかない現状である。
7月にも「拼多多」傘下の格安海外版EC「Temu(テム、あるいはティームー)」に出店している数百の関係者も2回にわたってTemuの本社(広東省広州市)を包囲して、同様な抗議を行っていた。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。