湖北省にある老人ホーム施設の内部映像がネットに流出した。
「人間が住む場所とは思えない」と、映像を見た誰もがその劣悪過ぎる居住環境に息を吞む。
日も当たらない陰湿な小部屋には鉄格子の扉が設置され、窓はあってもガラスはない。コンクリート床に簡易ベッド、テーブルと穴(トイレ)だけという、「豚小屋」と形容しても過言ではないその「監獄」のなかで老人たちは寒さに震えている。
中国メディアによると、この施設には知的障害を持つ高齢者が収容されている。
関連動画を見たユーザーからは、
「障害者も老人も犯罪者ではない、明らかな虐待である」
と非難が殺到しており、
「こんなの氷山の一角でしかない」
「人権もなく、人間を尊重することを知らない国のやることは怖い」
といった嘆きも広がっている。
(湖北省にある老人ホームの内部の様子)
中国共産党(中共)当局は世界に対し、「中国の人権状況がいかに良好であるか」について、懸命にアピールしているが、その実態は見ての通り。中共統治下にある中国の人権は、どこまでも踏みにじられ、いかなる保障もない。
10月にも、上海にある障害者を収容するケア施設の内部映像がネットに流出しており、こちらも劣悪過ぎる居住環境に世間は驚かされたばかりだった。
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