中国の政治経済は深刻な危機に直面し、さまざまな社会問題が次々と発生している。
最近、国内外で「習近平に対抗し、共産党に反対する」の動きが広がり、多くの人々の共感を呼んでいる。
ある中国の男性はこう語った。「マルクス主義は、誤った理論を生み出し、中華に災いをもたらした。荒唐無稽な歴史を編さんし、子孫を混乱させた。3年間の(新型コロナの)封鎖で、食糧が断たれ空腹に喘ぎ、すべての産業が衰退し、企業は人員削減を行い、個人事業主は閉店を余儀なくされている! 8億人の負債、億万の人々が無気力に生き延びている!」
中国の新年を前に、中国経済は不景気に陥り、民衆の不満が高まり、賃金未払いの抗議や権利擁護の運動が続き、外国資本も次々と撤退している。最近、国内外で「習近平に対抗し、共産党に反対する」の波が巻き起こっている。
12月20日、独立した評論家の蔡慎坤氏は「共産主義を滅ぼすための宣言」を受け取った。著者は、中国の問題は共産党に起因し、共産党が存在しなければ問題はないと考えている。記事では、「今、最も重要なのは、団結して共産党を打倒することだ!」と呼びかけている。
その前の12月17日、蔡慎坤氏は習近平に関する28の深刻な問題を列挙した連署文を転送した。記事によると、全国の大多数の人々が彼を憎み、官民を問わず彼の失脚を望んでおり、軍や警察も彼に反旗を翻す準備ができていると述べ、彼に直ちに指導職を辞任するよう求めている。
時事評論家 李林一氏
「この二つの記事から見ると、中国共産党(中共)内部の人々が習近平に対して不満を表明しているように見えるが、実際には一般市民の本当の声はまだ出ていない。その声が加わると、現在の中国では多くの人々が彼を辞任させたいと思っている可能性があり、これはすでに主流の民意となっている」
最近、中共軍報は「集団指導」と「民主集中制」を宣言する複数の記事を連続して発表し、「個人」が指導集団を凌駕してはならないと強調している。この発信された信号は興味深いものだ。
台湾国防安全研究院の所長で研究員の 沈明室氏
「習近平が権力を集中させた結果、中共内部で彼の能力や決定の誤りにより、中国は内外の問題を抱え、人民が苦しんでいることが明らかになっている。国際的に孤立した状況の中で、内部からの反発や疑問が生じている」
時事評論員家 唐靖遠氏
「これは非常に強い政治的メッセージであり、分水嶺的な意味を持つ信号だ。これは習近平が軍隊に対する統制を失ったことを示している。また、軍報の記事が中共国防部の公式サイトに転載されていることは、軍全体が習近平を罷免し、粛清するための世論の準備を始めたことを意味している」
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