「目は口ほどに物を言う」という言葉があるほど、情のこもった目つきは、気持ちを伝えられる。時には、口以上に、「怖い」時もある。
14日に中国SNSでトレンド入りした「ヤバイ目つきのガチョウ事件」がまさにそれだ。
広東省の心優しき男性は13日、SNSに「ガチョウに恨めしい目つきでずっと睨まれた」自身の経歴を投稿して話題になった。
男性によると、ある日家で飼っていたガチョウを売るために市場へ連れて行こうと、車に載せようとしていたら、ガチョウから「恨めしい」目つきでずっと睨まれた。男はそのただならぬ剣幕に凍り付き、恨めしやの視線が心に深く刺さり、ついに屈したという。
男性は最終的にガチョウの頭を撫でながら「わかったよ、売らないから。放すよ」と話しかけた。
すると男性は約束通り、ガチョウを車から降ろして、その体を縛っていたロープを解き、放した。自由になったガチョウは羽を広げて、実に嬉しそうに住処に向かって走っていった。
「見てるだけでつらかった。もう二度と売らない」と心に誓った男性だった。
画面越しでもヒシヒシと伝わってくる、ガチョウの「恨めしや」の目線を見たユーザーの多くが、「あの目つきはやばすぎる、放して正解だ」とコメントしている。
なかには、「ガチョウを放した男は優しい人だ、きっといいことある」といった声も多く寄せられている。
(ヤバイ目つきのガチョウ事件)
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