トランプ大統領就任式 世界の紛争が停止へ?

2025/01/15
更新: 2025/01/15

トランプ氏の就任宣誓まであと7日となる1月13日、大統領就任式委員会は3日半にわたる祝賀行事の日程を発表した。行事にはレセプション、ディナー、花火などが含まれている。また、トランプ氏はプーチン大統領と近く電話会談を行い、ロシア・ウクライナの停戦を推進する意向を示した。同時に、イスラエル・ハマスの停戦交渉にも進展が見られている。

1月13日、トランプ大統領就任委員会は関連する日程を発表した。行事は1月18~21日午前の合計3日半にわたり開催される。

18日にはバージニア州のトランプゴルフクラブで大統領レセプション、閣僚レセプション、副大統領ディナーが開催され、花火も打ち上げられる。

19日、ワシントンD.C.のキャピタル・ワン・アリーナで、トランプ氏が「勝利集会」と称する大規模イベントを開催する。その前に、アーリントン国立墓地の無名戦士の墓に献花する。

20日の就任式はセント・ジョンズ教会で始まる。正午にトランプ氏とJ・Dバンス氏が米国大統領および副大統領として宣誓し、トランプ氏が就任演説を行う。その後、上院近くの大統領室で指名文書に署名し、昼食後には大統領パレードが行われる。また、トランプ氏は当日、3つの就任祝賀舞踏会に出席予定だ。

21日の行事は大統領就任祈祷会で締めくくられる。

トランプ氏が指名した国家安全保障顧問のマイク・ウォルツ氏は、12日のインタビューで、数日または数週間以内にトランプ大統領とロシアのプーチン大統領との電話会談が行われることを期待していると述べた。プーチン氏は昨年12月にトランプ氏との対話の準備ができていると表明している。クレムリンは13日、プーチン氏とトランプ氏の対話の意思を再確認したが、通話に関する準備はまだ始まっていないと述べた。

トランプ氏は、大統領就任宣誓日を最終期限としてハマスに人質の解放を求めている。この目標を達成するため、先週の1月11日にトランプ氏の中東特使スティーブ・ウィトコフ氏がカタールからイスラエルに向かい、各方面がこの方針に進んでいることを確認した。

ロイター通信の13日の報道によれば、ガザ停戦交渉において重要な問題で画期的な進展があり、合意草案の最終版がイスラエルとハマスの両方の机上に置かれている。ハマスは同日の声明で、今回は合意に達する可能性が高いと示した。14日の交渉で最終的な詳細が決定される予定で、ウィトコフ氏とバイデン大統領の中東顧問ブレット・マガーク氏も出席する。

14日には、国防長官候補のピート・ヘグセス氏が上院での指名承認公聴会に出席する。

民主党のジョン・フェッターマン上院議員は、ヘグセス氏との面談に応じる意向を示した最初の民主党議員だ。12日、フェッターマン氏はフロリダ州のマー・ア・ラーゴでトランプ氏と会談し、トランプ氏はこの会談を高く評価し、フェッターマン氏が常識のある人物であることを非常に評価していると述べた。

トランプ氏からの招待を受けて会談を行った理由について尋ねられたフェッターマン氏は、誰も自分の「門番」にはなれないと述べた。つまり、誰も彼の代わりに決定を下すことはできず、ペンシルベニア州と米国のためにより良く奉仕できるのであれば、誰とでも会って話し合う意向があると説明した。