2025年1月16日、フロリダ州セントピーターズバーグにあるDuke Energy Center for the Arts – Mahaffey Theaterで神韻芸術団の公演が行われた。この日初めて神韻公演を観たクリスティーナ・ビッカースタッフ氏は、すっかりその魅力に引き込まれた様子で、今夜を機に、私は神韻の永遠のファンになったと述べた。この経験は人生を通じての恩恵だと語る彼女は、興奮気味にこう続けた。
「今夜家に帰ったら、友人たちに神韻の素晴らしさを伝える。神韻は本当に壮大で、毎年新しい演目を用意しているなんて驚きだ。神韻は中国の数千年にわたる深い歴史を背景に持ち、その壮麗さには目を見張るばかりだ」
ビッカースタッフ氏は、フロリダ州の著名な芸術祭「Sarasota Rising」の理事を務め、芸術祭のプロモーションと広報活動を担当している。また、彼女自身も俳優、作家、歌手として幅広く活動している。
世界級の芸術的完成度
ビッカースタッフ氏は、「芸術的な完成度の点で、神韻はまさに頂点に達しており、唯一無二の存在だ」と評価した。
さらに、「舞台全体のビジュアルデザイン、衣装、音楽のオリジナリティ、どれを取っても美しく見事だった。舞台の一瞬一瞬が観客を引き込む。特に感銘を受けたのは、歴史の情景を描いた演目で、観客を中国の伝統的な信仰の世界へと誘い、その信仰が迫害を受けてもなお揺るがない姿を表現していた点だ。どれも美しく感動的で、深い啓発を与えてくれた」と述べた。
音楽についても、「神韻の音楽は比類なきもので、オーケストラの生演奏は特別だった。舞踊家たちの動きは軽やかで優雅であり、音楽は穏やかに流れていた。ピアノ伴奏も素晴らしく、ソプラノとテノールの歌声は耳に残るほど心に響いた。そして、あの独奏者の演奏も非常に印象深かった。彼女が演奏していた楽器(二胡)には詳しくないが、調べてみたいと思う。私は以前バイオリンを弾いていたが、彼女の演奏する楽曲は心に深く染み渡る旋律で、とても感動的だった」と語った。
さらに、「神韻の舞台は、音と動き、感情と視覚が見事に融合している。演目の内容は非常に多彩で、人類の長い歴史や無限の可能性、そして未来への希望を描き出していた」と付け加えた。
神韻アーティスト、迫害の実態を世界に伝える
ビッカースタッフ氏は、神韻の公演を通じて、神韻アーティストたちが中国で信仰迫害を受けている現実を知ったと述べた。
「神韻が素晴らしいのは、この問題を舞台芸術を通じて非常に巧みに伝えている点だ。彼らが自国で受けた迫害の実態を、巡回公演という形で世界中に広めているのは本当に素晴らしいことだと思う。こうして多くの観客がこの問題を考えるきっかけを得たり、啓発されるのは大変意義深いことだ」と感銘を語った。
さらに、「個人的には、政府の意に従わない信仰を弾圧する行為は無意味であり、絶対に許されないことだと思っている。神韻のアーティストたちは非常に美しい使命を担い、迫害という厳しい現実を観客に伝えている。そのメッセージは非常に感動的で、多くの観客が深く共鳴しているだろう」と続けた。
「正直なところ、彼らが自国で信仰を理由に迫害されているという事実は、とても胸が痛む。しかし、彼らはとても勇敢であり、自らの芸術を通じてその物語を語り続けている。どのアーティストも本当に勇敢だ。公演全体は緊張感と感動に満ちていて、一瞬たりとも目を離せなかった。中休憩の間でさえ、観客は次のステージを待ちきれない様子だった。私自身も早く次の公演が見たいという気持ちでいっぱい。来年の公演を今からとても楽しみにしている」と興奮した様子で語った。
共産主義以前の中国を描く
ビッカースタッフ氏は「神韻のおかげで、共産主義以前の中国の姿を垣間見ることができた」と話し、演目が過去・現在・未来を立体的に描き、人類の希望を示している点を評価した。
「世界と宇宙の循環を描き、神性のエネルギーが劇場全体に満ちていた」と感動を述べた。
「舞台全体に神性の内包されたエネルギーが流れ、手に触れられるような感覚を覚えた。そのエネルギーは観客一人ひとりの心に流れ込み、長い間響き続けるものだった」
ビッカースタッフ氏は、神韻とその神性に満ちた内容を非常に気に入ったと語る。「私は神韻が持つ神性の内面性がとても好きです。さらに、演目で触れられていた法輪大法についても感銘を受けた。非常に心を動かされ、もっと勉強したいと思う。帰ったら関連書籍を読んでみたい」と述べた。
神韻の圧倒的なエネルギーと輝き
ビッカースタッフ氏は、アーティストならではの鋭い感受性を通じて、神韻の公演中に体験した神秘的な出来事を語った。
「観客の一人として座っていた私は、舞台から放たれる光が一箇所に集まっていくのを感じた。その光は、舞踊家たちの動きやフォーメーションを超えたもので、目に見えないようでありながら、確かに形あるもののようだった。光は演目の内容に応じて色を変えたが、その輝きの強さは一切失われることがなかった。さらに、観客が演目に感動したり共鳴を感じるたびに、その人の体からも光が発せられ、それが舞台の光と溶け合うように見えた」と述べた。
光の具体的なイメージについては次のように語った。「光は金色がメインで、圧倒的な金色の輝きが印象的だった。その中にオレンジやピンクが混ざり、一部には青も見えた。それらの色が私たちの内なる希望を象徴しているように思えた」
特に、「最後の演目には圧倒的なエネルギーが宿っていた。興味深いことに、その内容は観客を自然と立ち上がらせるほど感動的なものだったが、劇場全体があまりにも静けさと安らぎに包まれていたため、誰も立ち上がろうとはしなかった。その最後の演目を通じて、私はまるで瞑想をしているかのような深い静寂と安らぎを得ることができた」と述べた。
また、「観客全員が一瞬で浄化されたように感じた。同時に、会場全体のエネルギーが調和し、同じレベルになったように見えた。これは舞台芸術では非常に稀な効果である。神韻は間違いなく世界トップクラスの公演だ」と高く評価した。
さらに、公演の最後に見た光景について次のように述べた。「観客全員のエネルギーが一体となり、それが青と金の光となってどんどん上昇していくのを見た」
神韻アーティストへの感謝
ビッカースタッフ氏は、神韻アーティストたちへの深い感謝の念を次のように表現した。
「神韻のアーティストたちに伝えたいのは、私は今夜、本当に大きな感銘を受けたということだ。あの小さな楽器(二胡)をぜひ学んでみたいと思った。あの演奏は本当に素晴らしかった。神韻の舞踊は、超越的でありながら非常に心を打つものであった」
また、彼女は神韻を通じて知った新たな発見についても触れた。「神韻のおかげで、中国古典舞踊の歴史が非常に古く、体操がその源流から派生したものであることを知った。現代では多くの情報が閉ざされているが、神韻を通じて中国文化の奥深さや豊かさ、歴史の多彩さを知ることができた。そして、真の中国文化が非常に寛容で、あらゆるものを受け入れる包容力を持っていることも理解できた」
最後に、ビッカースタッフ氏は改めて感謝を述べた。「神韻のアーティストたち、本当にありがとう」
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