【セントピーターズバーグ（フロリダ州）】—中国は5千年の歴史の中で絶えず発展と変化を遂げてきたが、1949年に中国共産党（CCP）が政権を掌握した時、その古代文化は劇的な終焉を迎えた。神韻芸術団は、かつての輝かしい文明を世界に再び見てもらおうと努めている。

退役中将のマイケル・フリン氏は、1月16日にフロリダ州セントピーターズバーグのデューク・エナジー・センター・フォー・ジ・アーツ – マハフィー・シアターで公演を鑑賞した後のインタビューで、この事実に触れた。

かつてアジア太平洋地域で勤務したフリン氏は次のように述べた。

「神韻は、もし中国人が自由になり、何千年も続いてきた真の中国文化を持つ機会を与えられたら、中国がどのようになり得るか、その本質を如実に物語っている」

フリン氏はニューヨークを拠点とする神韻を見るのは今回が初めてで、過去と現在の中国を真実に描いていることに感銘を受けたという。

「初めて見ましたが、本当に感動しました。本当に奇跡だと思います。中国の真の文化を示す非常に素晴らしい方法です」と彼は語った。

フリン氏は、神韻が2時間の公演で5千年の中国の歴史を描き出した方法に驚嘆した。

「神韻は5千年の歴史を生き生きと蘇らせた。……数時間で、この美しい文化の5千年を理解することができた—あっという間だった」

中国の歴史と文化を広く研究してきたフリン氏は中国共産党（中共）が神韻と正反対であることについて自身の考えを語った。

「中共の姿は、神韻が世界の人々に理解してもらおうとするものとは正反対だと思う」

神韻の芸術家たちは、世界で最も表現力豊かな舞踊システムの一つである中国古典舞踊の訓練を受けている。この舞踊形式を通じて語られる物語にフリン氏は感銘を受けたようだ。

「10から12の物語があり、それぞれが全く異なる物語だったが、すべてがこの美しい文化の中で調和していて、アメリカ人がもっと見るべきだと思う」

フリン氏は中共の統治期間が短いにもかかわらず、アメリカ人や世界の人々はそれ以前の5千年をほとんど忘れてしまったようだと指摘した。

フリン氏は、多くのアメリカ人が中共を中国そのものと見なしているかもしれないが、「神韻を見れば、とても美しいものに目覚めるだろう」という考えを示した。

ニューヨーク・タイムズ紙が最近発表した神韻を否定する報道について、フリン氏はこのような報道機関の姿勢に疑問を呈した。

「ニューヨーク・タイムズはアメリカの主要な報道機関の一つです。なぜアメリカの主要新聞が中共と協力して、この美しい芸術作品を攻撃するのか」

神韻は2006年以来、シーズンごとに公演を行い、1つから8つの団体が同時に世界ツアーを行うまでに拡大している。フリン氏は、アメリカが中国文化を受け入れる流れが間もなく生まれると考えている。フリン氏は次のように述べた。

「今後数年で、私たちの国に真の中国文化を受け入れるもう一つの変化が見られると思う。そして、人々は中国の変化と中共の変化を見たいと思っているのだ」

中共は2006年の創設以来、神韻の公演を妨害しようとしているが、神韻は揺るがない。

フリン氏は「ひどいことだ。恥ずべきことだと思う。中国文化を受け入れるべきなのに、中共はそうしない。中共は実際、世界の人々に理解してもらいたくはないのだ」と述べた。

中国軍に精通しているフリン氏は、ほとんどの中国人が人権を侵害する政府の下で生活していることを理解していると言及した。

「神韻から伝わってくるものの一つは、信仰の強い感情です。中共は信仰とは無関係でありたいのだ。それは非常に専制的な政府システムだ。大多数の中国人は、自分たちが専制的な独裁者の支配下にあることを知っている」

神韻はいくつかの舞踊演目で、現在中国で信仰のために迫害されている法輪功の修煉者に光を当て、その声を伝えている。

「迫害を描いた演目は見事でした。この迫害と、日常生活を送ろうとしているだけの人々が理由もなく迫害されている様子を明らかにした」とフリン氏は述べた。

法輪功は、身体的・精神的健康に大きな効果があるとして、1990年代に中国で爆発的に人気が高まった。真・善・忍という法輪功の核心的な原則に従う人々の数は、すぐに中共党員の数を上回った。1999年、中共はこの平和的な修煉に対する暴力的で広範囲に及ぶ弾圧を開始し、それは今日まで続いている。

コメントの訳

（特にトランプ新政権が進む中、中国共産党の習近平国家主席がこの記事を読むように誰かお願いできますか？）

神韻は現在、日本公演を行っている。チケットはホットライン（0120-91-8487、午前10時〜午後5時）のほか、公式ホームページからも購入することができる。

大紀元は神韻芸術団の後援として、2006年の芸術団創設以来、観客の声を伝えています。